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日本人初の受賞!クイーンエリザベス工学賞 静岡大学電子工学研究所_寺西信一特任教授 2017.2


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登録日 2017.02.20

寺西氏は固体撮像素子(CCDイメージセンサとCMOSイメージセンサ)の研究開発を35年以上にわたり行い、国際的に最も影響力のある技術的リーダーである。固体イメージセンサの高性能化と実用化に携わり、その中でも、埋込フォトダイオードの発明により、残像を除去し暗電流・白傷の低減、低ノイズ化を実現した。
高輝度被写体を撮像したときに発生するブルーミングやスミアを抑制するための垂直オーバーフロードレイン(VOD構造)や遮光構造の発明・提案を行った。
画素の微細化を推進し、メガピクセル時代を拓き、HDTVやデジカメ、携帯電話カメラの普及に貢献した、等である。
工学分野での大きな業績を顕彰する国際的な賞である「クイーンエリザベス工学賞」は2013年より隔年で授与され、工学分野の画期的なイノベーションにより人類に顕著な恩恵をもたらした個人またはグループに与えられます。
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静大TV http://sutv.shizuoka.ac.jp/

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